人生が足りない

元気なオタクのブログ ゲームや漫画など趣味のことを中心に書いていきます

デスノート新作読み切りの感想(2020)

ジャンプスクエア2020年3月に「デスノート」新作読み切りが掲載されていたので読みました。

ジャンプSQ. 2020年3月号

懐かしい……。

連載当時は小学生~中学生でしたが、家族も友人もこぞって読んでいましたね。大好きな漫画です。

L座りを実践したのは当時の私だけではないはず。

 

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あらすじ

知能テストで3年連続全国1位の「日本一頭のいい中学生」である田中実(たなかみのる)のもとに死神・リュークが訪れノートの所有者になるよう持ちかける。実は思案の末にひとつの計画を思い立ち、「2年後にまた来るように」とリュークに告げる。約束通り2年後また訪れたリュークに対し実が語った「ノートを使わない」計画とは…

ネタバレなし感想

オチが賛否両論のようで、確かにちょっと疑問が残る点はあったのですが(ネタバレあり感想で後述)、それを差し引いてもおもしろかったです。

「デスノート」というタイトルでありながらノートを最後まで誰も使わず、それでも87ページずっと目が離せない展開が続きます。

 

まず実くんのキャラ造形がとてもよい。

  • 学校の成績は大したことない(デスノートの英語の説明文が読めずリュークに「マジかよ」と言わしめる)
  • 世直しにはまったく興味がない
  • デスノートを使って人を殺すなんてとんでもない、こんなヤバいノート持っていたくない

という、月と比べると一般ピープルに近い感性なのが読者にとっても身近に感じられます。

それでいて頭は死ぬほど良いというのが痺れる。大半の読者はデスノートを仮に手にしたところで人を殺したいとは思わないと思うんですけど、じゃあどういう風に立ち回るのが正解か?という解をものすごい完成度で示してくれます。

夜神月(やがみらいと)という名前は「稀代の殺人鬼なので、絶対に現存の人物と被らないように」ということでつけられたそうですが、「田中実(たなかみのる)」っていうド平凡な名前がそれと対照的なのもいいですね。

 

そして扉絵に「今この時代のデスノートの物語。」とあるように、2020年というこの時代を如実に反映しているのが臨場感があった。

実はノートと過去にキラがしたことの説明を受けてすぐに「今同じ事をしても捕まるだろうな」と結論づけます。

実「今は街中監視カメラだらけ 電車の車両にも付く時代 車やバスにはドライブレコーダー」

リューク「それじゃ確かにFBIは殺せなかったかもな…」

実「サイバー犯罪への対応もレベル上がってるからキラのメッセージをネットに流すのもすぐ足がつくし携帯の通信も警察は全てチェックできる」「ネット上の発信元が特定できないなんてドラマや映画のストーリー上の都合」

確かに……。「さよならレイ・ペンバー」とか言ってる場合じゃないわ。

他にも計画のなかでツイッターを利用したり、各国首脳(Aべ首相、Tンプ大統領)が出てくる(クリソツ)あたりおもしろかった。途中学生たちがニュースを知るのもツイッターの公式アプリで上のほうに出てくるアレっていう細かい点もリアル。

 

あと小畑健先生について今更こんなことを言うのもアレですが、絵がバリクソに上手いです。上手いっていうかもうアートの域。

特にカラーの扉絵は、リュークの前で実くんがリンゴを口元に当てて持ってるっていう構図としてはシンプルなものですが、書き込みが精緻で、目線や陰影のつけ方もあって物凄く色気・雰囲気のある絵になっています。好き。

 

というわけで総合して良いものを読ませてもらったな~と思います。

いろんな人の知略が交錯するのにワクワクしたり、「あ、頭いい~~~~」ってゾクゾクしたりする興奮を再び味わえて楽しかった。 

 

あと全く関係ないんですが

ツイッターでバズってたテニプリの「デカすぎんだろ……」がマジで載っててアホほど笑いました

 

ツイッターではこの見開きだけが話題になっていたので、前後を読めばデカ過ぎた理由がわかるのかと思いましたが、読んでも1ミリもわからなかったですね。

 全部読んだんですが、最初の話はヒゲのおっさん(※仁王がイリュージョンしてる)がサーブしたと思った次のページでいきなり海賊が登場し、ボールもコートも全く出てこない船上でのバトルシーンが見開きで10ページ続き、途中敵チームの人が「ダブルスは2人でやるもんじゃないの?」とちょっとテニスっぽいことを発言するもその手にはラケットではなくモーニングスターが握られているという斬新な展開でした。人数以前にテニスはコートでやるものだよ。

 

というわけでジャンプスクエア2020年3月号はいろんな意味で見どころたっぷりなのでオススメです。

 

以下デスノートの話に戻り、ネタバレありの感想です。

ネタバレあり感想

 

 

 

 

 

ざっくりまとめると

デスノートをアメリカに売った対価1000兆円を、ヨツバ銀行に口座を持つ60歳以下の都民に等分で振り込ませるという方法で金を得る計画を遂行した実であったが、「デスノートの売買をしたものは死ぬ」というルールが死神大王の手により後付けで追加され、お金を引き出した瞬間に死んでしまった

というお話。

 

一番思ったのはオチの良し悪し以前に「日本の個人資産が急に1000兆円も増えたら経済への影響がヤバイのでは?」ということ。それもアメリカの資本で。

いや経済のこと何もわかんないけど・・・インがフレったりなんかそういう・・・・・・

「令和バブル」で済むようなかわいいものなのか?と思いました。

あと絶対に殺し合いレベルの犯罪も頻発するだろうし、仮に実くんが計画を完遂したとして、「10億円受け取って大金持ち、めでたしめでたし」では終わらないんじゃないかなあ。

 

オチは賛否両論になるのもうなずける。頭脳戦はルールの範疇でやるからおもしろいんであって、自分のあずかり知らぬところで勝手にルール追加されてたらたまったものじゃないよね。

実くん自体は人を殺したわけでもなく、計画に明らかな穴があったわけでもないだけに単純に可哀相…と思ってしまった。

 

ただ根底に「デスノートを使った人間は不幸になる」というテーマがあること、デスノートはそもそも死神のために存在している人智を超えたものであり人間がコントロールしきれるものではないよねということを考慮すると、これはこれでデスノートらしい結末なのかもしれない。最後についていた「何に魅入られるかで人生は変わる。」という煽りがセンスある。

 

アメリカ大統領(トランP)が「デスノートは受け取らないけどキラの力は得たと発表する」という判断を下したのはおもしろかった。最強の抑止力。それでも1000兆円に見合うかはちょっと疑問だけど。(アメリカのGDPは大体2000兆円くらいらしい)

他の国が手に入れるよりはマシなのかな。

 

釈然としない点もありますが、やっぱり自分としては上述のようにそれでも楽しませてもらったかと思います。

ニアがあんまり活躍してなかったので、かつてのLvsキラのような白熱するバトルをニアvs新キラでも見てみたいですね。

 

【最初読んだときよくわからなかったけど、後からこういうことかとわかったところ】

①どうして実は最初に2年期間を置いたのか?

⇒リュークの姿が自分の家近辺で監視カメラに映っているかもしれず、すぐに行動を起こしたらそこから足がつくかもしれない。(リュークの姿が見える人がこの世にいるかを確認したのはそのため)

2年間を置き、かつ2年後に現れる際は必ず地下を通って移動させることで絶対に足がつかないようにした。

 

②なぜ最後にリュークは実の名前を書いたのか? 月と違ってルールが原因で死んだのだから書く必要はないのでは?

⇒ネットで調べたところ、デスノートの所有者が死んだ場合死神はその所有者の名前を書くというルールがあったらしい。全然覚えてない。 

ハイスピードパズルゲーム「ウボンゴ」の紹介

パズルボードゲーム「ウボンゴ」が楽しいので紹介します。

今までに2回友人間でやりましたが(1度目はこちら)2回ともかなり盛り上がり、1人は「これ買うわ」って言ってたので、自分の中ではキラーボドゲ(出せば必ず場を沸かせるボドゲ)になっています。

 

 

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概要

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Ubongo ウボンゴ スタンダード版

Ubongo ウボンゴ スタンダード版

  • 発売日: 2017/08/01
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

ウボンゴ スタンダード版

  • プレイ人数 1~4人
  • 対象年齢 8歳以上
  • プレイ時間 約25分

ルール説明(ざっくり)

①各自がパズルピース12枚を持つ 

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②各自にボードを1枚ずつ配り、誰かがサイコロを振りお題と使うピースを決める

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 ボードは各自で異なるものを持つので、使うピースもそれぞれ異なります。

(※ボードの裏面は使うピースが3枚のちょっと簡単なバージョンになります。大人がやるなら4枚のほうがおすすめ

 

③砂時計をひっくり返し、各自が制限時間内にぴったりパズルを完成させることを目指す

 

④パズルができた人は「ウボンゴ!!!」と叫ぶ 

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上の画像の場合、正解はこれ

 

⑤1番目に完成した人、2番目に完成した人、3番目以降だけど制限時間内に完成した人の順番で宝石ボーナスをもらう。(制限時間内に完成できなかった人は得点なし)

10ラウンドやって合計点が多い人が勝ち!

ウボンゴのここがアツい!

  • とにかく盛り上がる。ウボンゴ!ウボンゴ!!!!と名乗りが上がるのがもうおもしろいし、これ本当に解けるの!?とかギャーギャー言いながら悪戦苦闘するのも楽しい。
  • ウボンゴする瞬間の快感が凄い。ある一瞬ピーンと解法をひらめき、1秒でも早くウボンゴするためにはやる気持ちをおさえ急いでピースを組み立ててる時の高揚感はぜひ一度味わっていただきたい。自分が一番のりだとなおさら。
  • 難易度が絶妙。制限時間が過ぎてもまったく解き方がわからないときもあれば、スルッと解けるときもある。物足りなくも匙を投げるほど難しくもない。
  • 「1番目にできた人」「2番目にできた人」「3番目以降だけど制限時間内にできた人」の順番にボーナスがあるのがとてもよくできてる。誰かが完成したらハイ終わり、ではないので、1番は無理だったけどせめて2番目に・・・!2番目も無理だったけどせめて時間内に・・・!!砂時計の砂が残ってる限りずっと白熱のバトルが続く。

 

友人は途中から「汗かいてきた……って言ってました。ウボンゴはスポーツ。

見た目・大きさ

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箱がデカいことが持ち運ぶにあたってちょっと難点ですね。私はこのぐらいあると逆に出しがいがあって好きですが 

 

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大きめのトートバッグにギリ入るくらいです。

 

ウボンゴミニも出てるので小さいのがいい人はこちらもチェック。 

ウボンゴ ミニ 完全日本語版

ウボンゴ ミニ 完全日本語版

  • 発売日: 2019/04/17
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 「最初にウボンゴした人が制限時間をカウントする」など、ルールが若干違っているようです。それはそれで楽しそう。

ウボンゴあるある

◆ 解けなすぎて「絶対にピースが間違ってる」とか言い出す(合ってる)
◆ さらには「メーカーの印刷が間違ってる」とか言い出す(合ってる)
◆ 「大きめのやつから置く」みたいなコツをだんだんみんなつかみ出す。戦いのなかで成長する
◆ 一番にウボンゴしたやつが残ってる下々の民を煽りだす
 「砂、もうすぐだよ~~!!もうすぐ落ちるよ~~!!!!」
◆ 制限時間が過ぎても一向にウボンゴできず、「お願いだからちょっと待って」と言いなんとか解こうとする
◆ それでもマジで解けず、周囲の人間総出で解明に努めることがわりとある
◆ 一度解けると「なんでこれがわからなかったのか・・・」となる

まとめ

「ウボンゴ」はスワヒリ語で「脳」を意味するらしいです。パズルの解き方をひらめいたことを周囲に誇示するために力強く叫ぶ言葉として「ウボンゴ」以上に適切な言葉はこの世にない気がします。デザイナーは天才ですね。

定価は4000円ほどですが出しても絶対後悔しない、むしろ値段を上回る楽しさが待っていますので、是非やってみてください。(2020年2月5日時点ではAmazonで2,883円。安い!)

ミニならもっと安くて1000円くらいです。安い!

デス・ストランディング プレイ日記③ 最短距離を行きたがる悪癖が治らない

前回の記事はこちら。

alott.hatenablog.com

 

※ストーリーのネタバレ…イベントシーンの詳細は省いていますが、メインストーリーに関わる依頼の内容などには触れているのでご注意ください。

 

 

エピソード4

◆サムが突然発生した嵐に巻き込まれ辿り着いた場所はガチめの戦場だった。

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穏やかじゃねえ

 

真横でドンパチやってて銃弾もガンガン飛んでくるので怖い。

 

◆奥のほうまで辿り着くとムービーが流れ、その後「謎の男を倒せ」っていうミッションが発生。

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あれ?このゲームPUBGだったかな?

謎の男は4回倒さないと死なないタフネスを持っているうえにエイムがクソなので時間がかかる。アサルトライフルや血液袋がこれでもかってくらい地面に落ちているので助かった。

このイベントのちょっと前にアサルトライフルとかグレネードとか殺傷武器が登場したのだけど、「いやミュールとかは殺したら駄目なんだよね?じゃあ使う機会なくない?」と思ってた。こんなに早く使うことになるとは。

このへんはデスストらしからぬ暴力的な展開でした。縄でつながりあう思いやりのゲームじゃなかったんですか!?

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お疲れのサム

 

◆エピソード4に入る前までにすでに7時間くらいプレイしてて、そろそろやめようかなと思っていたタイミングでこのイベントに突入してしまい、謎の男を倒すまでセーブもできなかったからめちゃくちゃ疲れた。

 

エピソード5

◆ジップラインが使えるようになった。 

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デスストきもちいい移動手段ランキング2位だと聞いていたのでうれしい。(1位は国道) 

 

◆ピザを届けろって依頼がまた来てたから行ってやったけどまたいなかった。なんなんだ。

 

◆ストーリーに関わる依頼以外はやったりやらなかったりだけど、「コスプレイヤーへソーイングセットを届けろ」は迷わずやった。 

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コスプレイヤーの旦那のラッコのおっさん。おもしろいおもしろくない以前に全くネタがわからなくてサムと同じくらい完全な真顔になった。声優が杉田智和さんらしいですね。

でもこのおっさん素晴らしいアイテムをくれました。 

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ラッコフードです。かわいい。泳ぐ能力が上がるらしい。

娯楽の少ないサムにせめてファッションだけでも遊び心をと思い隙あらば帽子やサングラスの色を変える日々だったので、これはとてもうれしい。

 

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最高じゃん

 

◆前回の記事で国道を3つ復旧したけど、自分の名前が載っていなかったので調べたところ、どうやら素材の投入量(貢献量)が一番多い人の名前が載るらしい。

自分の名前を載せたい。「私がこの国道復旧したんだよ~!」ってひけらかしたい。

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というわけで素材がひとつも入ってなかったUC Route 23-11に目をつけ・・・

 

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自分で1から全部素材かき集めて復旧させました。ミュールさんは犠牲になったのだ

※でも後から見返したらこの復旧装置にも他の人の名前が載っててしょんぼりした。国道のシステムよくわからない・・・

 

「依頼43 K7北配送センターへ血液製剤を届けよ!」について

メインストーリーに戻りK7北中継ステーションへ行ったところ、K7北配送センターの職員が死にそうでヤバいから血液製剤を持っていってくれ!と言われる。40分の時間制限つき。

途中ミュールがいるらしい&時間制限つきとのことで、初期の自分だったら焦っていたところだけど、なにせ国道建設の傍らミュールは100人くらい倒してきたのでね。いくらなんでも慣れてきたし大丈夫でしょうと、途中ジップラインを建設しながら進むくらいの余裕を見せていたけれど、結果死にました。

道中にいたのはミュールではなく、サムの命を狙ってくるテロリストで、今までのミュールの比ではないレベルのマンパワーおよび殺傷力で攻勢をかけてきて成すすべがなかった。普通に悔しくて茫然としていたのでスクショがありません。

というわけでロードし直して2回目の挑戦へ。なんとか見つからないように見つからないように慎重に進んでいくも、ステルス苦手芸人なので結局見つかる。

ここでとった戦法がこちら 

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愚直ダッシュ

 

こんな奴ら相手にしてられっか

 

画像だとわかりづらいけど背後のテロリストからバチクソ撃たれてますし出血もドバドバしてます。この血液製剤サムに使ったほうがいいんじゃない? 

 

見つかったのがテロリストエリアの比較的おわりの方だったので、ギリギリのギリで逃げ切ることができた。

この「そろそろミュールにも慣れてきた頃合いだろうからもっと怖いやつら出すよ^^」っていう展開の仕方がよくできてるわ・・・

 

「依頼44 マウンテン・ノットシティ[K7]へ反物質爆弾を配送」について

マウンテン・ノットシティで噴き出しているタールをふさぐには「反物質爆弾」を使うしかないけど、ちょっとでも乱暴に扱ったら大爆発して一巻の終わりだから気を付けて運んでくれよな!とのこと。こいつらはマジでサムの命をなんだと思ってるんだ??

この道中は特に強敵に出くわしたりはしなかったけど、深い川に出くわしてどう渡ろうか考えたり、はじめて雪道を進んだりで単純に時間がかかって大変だった。

 

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それでも道中目をみはるほど美しい景色に出くわしたりするから最高

 

車やバイクも使えず久々に徒歩で困難な道を長い時間をかけて踏破して、これはマウンテン・ノットシティにたどりついた瞬間にまた良い感じのBGM流れそうだな~と思っていたら案の定流れてちょっと泣きそうになった。目的地にたどり着いただけで泣いてしまうゲーム、それがデスストランディング。

 

◆マウンテン・ノットシティにたどり着くも、そこの代表のロックネさんにカイラル通信をつなぐのは拒否する!と言われてしまい、どうするか考えるためにママーのもとへ戻ることに。

でもママーのいる研究施設に戻るのはめちゃくちゃ遠い。大きく迂回することになるし、道中はあの深いトラウマを負わせてくれたテロリストどもがいるので通りたくない。

そこで雪山をぶっちぎれば近いんじゃないかな?という発想になる。 

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雪山は体力を奪われやすいし道中に休憩できるポイントもないけど、私はサムの底力を信じる。というわけで雪山へ。

 

えっほえっほ・・・

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えっほえっほ・・・・・・

 

・・・・・・

 

道中時雪(ときゆき)(時雨が雪になったもの)も降り出すし、BTも現れるし、思ってたより過酷。サムのスタミナもどんどん奪われていく。

だいぶ歩いたところでふと思い立つ

 

「これフラジャイルジャンプ(※)すればよかったんでは?」

※荷物は持っていけない代わりに、拠点と拠点を瞬間移動できる機能。

 

マウンテン・ノットシティから少し北へ行けばセーフハウス、あったな。絶対できたな。荷物は持っていけないけど、別にママーのところへ荷物を持っていく依頼ではないから、問題なかったな。

 

・・・・・・

 

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そう気づいた時点では雪山の半分ほどまで来ていたので、後の祭りである

 

でも雪山を抜けて眼下の世界が広がったときにまた良い感じのBGMが流れたんで感動した。このルート通る人間がいることも想定されてたんだな。

迂回するのとたぶんそう変わらなかったんじゃないかなってくらいの時間をかけてなんとかゴール。

 

◆無事ママーのもとまで辿り着くと、今度は逆にママーを運んでマウンテン・ノットシティまで行くことに。結局あの道通るんかい。(さすがにママーを背負って雪山を通るのは無理だと思った)

しかしママーを背負って施設の外に出たところ・・・ 

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ボ、ボス戦だぁ―――――――――――!!!!!!!!!!

 

どうしてもヒッグスが出てくるとテンションが上がってしまう

 

ヒッグスが「でも逃げきれればOKです」とか言ってるんで逃げたほうがいいのかな?と思ったけど、コイツを倒せば相当な量のカイラル結晶が手に入るはずだ!と思い倒すことにした。

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血液グレネードのエイムがどうしても苦手なので、武器をチャージ式対BTハンドガンに切り替えて臨む。対ミュール戦のボーラガンもそうだけど、照準が出てきて狙いを定められる武器のほうが使いやすい。

さすがに今までのBTと違ってかなり固かった。正確には覚えてないけど、フルチャージしたのを8発くらい当てたら倒せた気がする。カイラル結晶はわっさわさ手に入った

 

◆ママーを運びながらテロリストと会敵してかわしきる自信がなかったので、テロリストのいる地帯をさらにぐるっと北のほうへ迂回しながら進む。 

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おそらく徒歩で進んだほうがいいところをバイクでゴリ押ししている図

 

◆マウンテン・ノットシティに到着後のイベントは普通に泣いてしまった。前の記事でこのゲーム個性的なキャラ少ないよねとか言ってすみませんでした。

 

⇒プレイ日記④はこちら

alott.hatenablog.com

デス・ストランディング 装備の使い方・変更の仕方について【デススト】

デスストを非常に楽しく遊んでいるのですが、このゲームはチュートリアルが丁寧とはいえず、序盤は「え?これどうやるの?」と困ることがいくつかありました。

その代表格が「装備の使い方がわからん……」というもの。

プレイしているうちにようやく謎が解けたので、装備の使い方(変更の仕方)を解説します。

 

 

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梯子やロープ、建設装置など

装備方法

①十字キーの右を押す

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こういう画面になります。 

 

②右スティックで、装備したい物にカーソルを合わせる

(十字キーの右は押しっぱなし) 

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ここでは「梯子」に合わせます。

 

十字キーの右を離す

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はいできました!サム梯子持った!

 

以上!!!!!!

 

わかる人はすぐわかるんだろうけど、自分は最初この「十字キー右を離すだけ」っていうのがまったくわからず、無駄に〇ボタンを連打したりガチャガチャやってるうちにいつの間にかサムが梯子をケースごと地面に放棄していたりして混迷を極めました。

地球上に同じような人が1人でもいたら参考になれば幸いです。

 

ちなみに、

梯子やロープ、建設装置などはL2で設置位置の調整ができます。

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位置が定まったらR2を押せば設置完了。

 

ただし建設装置は最初デフォルトの建設物に設定されているので(ポストなど)、建設物を変更したかったら十字キーの下を押して変更します。

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「建設装置」を装備した状態で十字キー下を押すと↑この画面になり、右スティックで選択できる

 

装備の解除方法

一度装着した装備を解除したい場合には、もう一度十字キーの右を押して装備選択画面を呼び出し、

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右側の「装備解除」を選択した上で十字キーの右を離します。

 

帽子・サングラス・靴など

サムが身につけるファッションアイテムは十字キーの上で選択画面になります。

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右スティックで選択するのは上と同様ですが、十字キーを離すのではなく〇ボタンで決定します。

 

水筒やクリプトビオシスなど

サムの生命線となるこうした物たちは十字キーの左で選択画面になります。  

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右スティックで選択し、〇ボタンで選択できるのは靴や帽子などと一緒です。

 

もうエピソード6まで来ているんですが、いまだにこうした装備の切り替えがスムーズにできず、

やばい血が足りない!クリプトビオシス食べ・・・・・・あっ間違えた右ボタンじゃない!違う排尿してる場合か!!!!!

みたいなことがよく起こります。

 

★プレイ日記をちまちま書いています

alott.hatenablog.com

alott.hatenablog.com

alott.hatenablog.com

デス・ストランディング プレイ日記② 国道作りにハマってアメリカ再建どころじゃない

前回の記事はこちら。プレイした最初の感想と、エピソード3の途中までのプレイ日記になります。

alott.hatenablog.com

 

本記事はこれの続き、エピソード3の終わりまでのプレイ日記になります。

 

※ストーリーのネタバレ…イベントシーンの詳細は省いていますが、メインストーリーに関わる依頼の内容などには触れているのでご注意ください。

 

・メインストーリーに関わる依頼のほか、「ピザを届けて♡」って依頼と「国道を作って」って依頼の2つが来ていた。ピザが気になったけど、デスストといえばやっぱり国道づくりのイメージがあったので国道からスタート。 

これはチュートリアル的な依頼で、必要な素材ももらえるのですぐにできます。 

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今までとんでもない悪路しか通ってこなかったので、舗装された国道をバイクで飛ばすのは大変気持ちいい。これはいい。

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・ピザもちゃんと届けたけど、特にリアクションがなかった。エピソード4の最初に2回目の依頼が来ていたので(まだやってない)、何回かやらされるタイプの依頼らしい。

ただ、 

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帰り道で前回の記事の最後に流されていった荷物に遭遇してウケた。

 

・自分でバイクを作らなくても、各施設の「オンライン駐車場」に他のプレイヤーが置いていったバイクがあったら使っていいという親切設計で感動した。  

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拾ったバイクでウィリーを決めるごきげんなサム

 

「依頼No.28 時雨農場に促成栽培用種子を届けてほしい」について 

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道中で「I’m Leaving」っていう明るく希望ある感じの曲が流れたんですが、やっぱりBGMのセンスとタイミングがめっちゃいい。

国道やセーフハウスの建設などできることが増えてきたタイミングで、かつここの道は平坦でバイクで飛ばしやすくて、ちょうどテンションが上がっていたところにばっちりハマってた。

 

 

次に発生したメイン依頼(ストーリーが進む依頼)が時間制限あり+目的地が結構遠かったので、ちょっと及び腰に。でもゲームは続けたい。

さて他に何をするか。

 

国道・・・つくるか・・・・・・!!!!

 

 

・国道のシステムについて軽く説明しておくと、

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↑こういう「国道復旧装置」というものが大陸の至るところに存在していて、そこに必要な量の素材を投入することで国道が開通します。最初のチュートリアル的な依頼でちょっとだけできているので、そこからつなげて伸ばしていくイメージです。

もちろん自分が素材を入れてもいいですし、他のプレイヤーが入れてくれることもあります。

 

・上の画像の装置(UC Route 23-8)はすでに他のプレイヤーの手によって素材がある程度投入されていたので、手始めにここから着手することに。

カイラル結晶は足りてる。たまたま親切な人がシェアボックスに入れてくれていた金属2000を持っていたので、金属も問題なし。

問題はセラミック。1800/2400なので600足りてないけど、ひとつも持ってない。

一応攻略サイトをいくつか見たんですよ。平和的な解決があるのかなと思って。

複数のサイトすべてに「ミュールをぶっ倒して奪おう!」と書いてありました。

 

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ごめんな。でも君たちも荷物奪ってくるんだからおあいこやで。

 

幸いここのミュールの拠点にセラミックがたんまりあったので、無事国道を復旧できました。

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ミュールから奪った資材でつくった国道をミュールから奪ったトラックで通る図

その後、素材がまだ余っていたので次の復旧装置UC Route 23-9も復旧。ちょっと長く国道がつながりました。

 

・ゲームやる前にデスストについて調べたとき、「国道つくるのが楽しい」「ストーリーそっちのけで国道ばっか作ってる」って言葉をよく見ました。

自分はそのタイプじゃないだろうな~と思ってたんですよ。ゲームはストーリーが見たくてやってるし。ちまちま素材集めるみたいな地味な作業、そんなにゲームに求めてないし。 

気持ちわかりました。これは夢中になる。

単純に国道作ったリターンがめちゃくちゃ大きい。

散々いままで悪路に阻まれ川に流されBTに殺されてきたので、安全で広々とした道をバイクで飛ばすのが非常に快適で爽快感があります。(国道でもBTやミュールに感知されはするけど、バイクや車で走っていれば易々と巻ける)

道路という大規模なインフラを自分の手でつくるという達成感が味わえるのもよい。

 

・メインストーリーを進めるとトラックが手に入るということを知ったので進めることに。(国道づくりには大量の素材を運搬する必要があるので、トラックがあると非常に便利らしい)

なので「依頼No.30 [至急]ジャンク屋へ中古部品を配送せよ」に着手するも・・・

 

ミュールをやり過ごそうとするもののあっさり見つかって戦争になり、

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このぐらいならバイクで飛べるだろと思った亀裂に普通に転落し、

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バイクは置いていった

時間制限があるので焦ってバイクの代わりにミュールのトラックをパクるも再度亀裂に転落

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というドッタンバッタン大騒ぎに

どう見ても無理な地形をいけると思い込んでゴリ押そうとするのをやめたい。

 

ミュールに見つからずにやり過ごせたことがほぼ一度もないんですけどどうやるんですかね? センサーと同時にR1を押すってのも成功したことがない

 

「依頼No.32 廃墟から中古部品を回収せよ」について

上の依頼を経てたどり着いたジャンク屋から、BTの座礁地帯から中古部品を回収してきてほしいと依頼される。

慎重に移動しないといけないBTの座礁地帯から荷物を7個(総重量110kg)も持って帰るのは結構大変。

(正確には全部持ち帰らなくてもいいけど、なんか恋人を失ってるっぽくてヘコんでるジャンク屋が可哀相なので全部持ち帰ってあげたい)

なのでもう最初にBT倒したほうが手っ取り早いな!と思い今回は倒すことに。

エピソード2のボス戦は勝ったしね。いけるでしょ。

 

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結果ワンパンで倒されて笑った。これが慢心

最初の血液グレネードを外して焦っているうちに一瞬で距離を詰められていた。

 

もう1回ロードして挑んだら勝てました。BTが飛んでくるのがわかれば避けられるので、よく見ないと駄目ということがわかりました。ボス戦の経験はなんだったのか。

死んでも戻ってこれるので無理にもう1回倒す必要はなかったけど、BT倒すとカイラル結晶がたくさん手に入るのでそれが欲しかった。国道復旧に必要なので。

 

・ジャンク屋関連の依頼を無事クリアし(良い話だった)、国道復旧へもどる。

上で復旧させたUC Route23-9に続くUC Route23-10もある程度素材が投入されていたので、余っていた素材を投入し復旧。

これで一気に3地点国道を復旧させたことになります。どんどんインフラが整備されていく・・・私の手で・・・・・・

 

・素材が尽きたのでまたメインストーリーへ。

南のサウスノットシティ[K6]へ復興支援物資を配送せよとのことですが・・・ 

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逆に味方だったら嘘だろってくらい胡散臭い男が登場。

発注システムのエラーということでサムに追加の荷物を手渡される。500%きな臭いものだろうと思ってたら

 

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核爆弾でした。きな臭いどころの話ではない。

ストーリー上はサムはこの時点では中身を知らないことになってるんですけど、思いっきりメニュー画面に出てきてます。

これについて特に指示がなくて「いやどうしろと」って感じだったんですが、K4南配送センターのプライベートルームで休んではじめて「これ核じゃね?」「核だわ」ってイベントが発生し、そこから20分以内に処理しろ!っていうハラハラドキドキのイベントが発生しました。ちょっと発生条件がわかりづらい。

湖に放り込むというラフなやり方で処理できました。

 

・ヒッグスとフラジャイルの因縁の話、普通にフラジャイル可哀相なんだけど、その一方でやっぱりヒッグス悪役として良いキャラしてんな~~と思ってしまった。このゲーム強烈な個性を主張してくるキャラはあんまりいないから・・・

 

・大きな目標だったサウスノットシティ[K6]にようやくカイラル通信をつなげたので一段落し、さあ国道復旧に戻ろうか!というところで「カイラル濃度が異常な値を示しているので、ちょっと外の様子を見てきてくれ」という依頼が。

見に行くと

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どう見ても国道どころじゃない世界が広がっていた

 

嵐に巻き込まれ天に吸い込まれるサム。サムの命運やいかに。

というところでエピソード3終了。

 

 

この日は有給とって朝からデスストやってたんですけど、やめ時がなさすぎて秒で夜になってました。おそろしい。

 

⇒プレイ日記③はこちら

alott.hatenablog.com

デス・ストランディング エピソード3の途中までやってみた感想+プレイ日記①

デススト、ず~~っと買うか悩んでました。

オープンワールドが死ぬほど苦手で、かついわゆる「お使いゲー」に重篤なアレルギーを持っていたので、楽しめる気がしなかったのです。

じゃあなんで結局買ったかというと、ひとつは元々終末っぽいSFが好きで、「未来のアメリカで人々が寸断され引き裂かれた世界をつなぐ」っていうテーマがもう心臓にブッ刺さったから。

もうひとつはいくら調べても調べてもいまいちゲームの全容が見えてこず、「このゲームの魅力は自分でやらないとわからない」「実況で見てもおもしろくない」とか言われてて、じゃあやるっきゃないと思ったからです。

 

で、やってみての感想

 

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めちゃくちゃ楽しいやんけ・・・・・・

 (画像は赤を差し色にしたコーディネートを決めるサム)

 

 

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※以下はエピソード3の途中までプレイした感想です

※一番下のプレイ日記以外は基本的にはストーリーのネタバレはなし、演出には触れています

どんなゲームか

プレイヤーは主人公であるサムを操作し、荷物を目的地に配送(歩荷)しつつ行く先々で次世代通信インフラ「カイラル通信」を繋いでいく。最終的に北米大陸を横断し、カイラル通信で全米をつなぐ事が目的となる。道中にはミュールと呼ばれる集団や、BT(Beached Thingの略称)と呼ばれる未知の敵が出現しサムに襲いかかる。プレイヤーはこれを撃退するか、避けて通るかを選択しながら荷物を配送していく。

(Wikipediaより)

 すなわちサムが荷物を目的地へ運び続けるゲーム。

それもたった1人で。他の登場人物もいるっちゃいるけど、基本全員ホログラムで浮かび上がってサムにやいのやいの指示するだけなので、ドラクエ的な「頼れる仲間!」みたいなのはゼロ。 

1.ある荷物を「〇〇まで運んでくれ!」と言われる

2.運ぶ

3.納品する

4.感謝される

5.また別の荷物を「〇〇まで運んでくれ!」と言われる

  ⇒2.へ戻る

基本的にはこれの繰り返し。

一見「そんな起伏のないゲームある?」って感じですよね。私も思ってました。

でもこれがほんと不思議とワクワクするんですよね・・・

「運ぶ」こと自体に意義がある 

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道中見つけた綺麗な景色

いわゆる悪い意味での「お使いゲー」と違うところは、「運ぶ」という行為そのものに意義があること。

サムは孤立しているアメリカの各都市に必要な物資を運ぶと同時に、都市を「カイラル通信」という通信体系につないでいき、最終的にアメリカを再建することを目的としています。

なので「荷物を運ぶ」ということは「孤立している人々を救う」ひいては「アメリカを救う」ということに直結します。

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納品するとすごい感謝される

ゲームの主目的と関係ないよくわからないクエストを延々こなすのではなく、デスストは運ぶことがそのままゲームの本筋であり意義なので、「これ何の意味があるんだよ・・・」という徒労感がわきません。むしろ「この自分がアメリカをつないでいるんだ」って使命感がわく。

「運び」にドラマがある

次に肝心の「運ぶ道中」ですが、荷物を運ぶのは一筋縄ではいきません。

①サムはすぐフラッフラするので(100キロ超えの荷物背負ってたらそりゃそうだけど)、L2ボタン/R2ボタンを押して適宜ふんばる必要がある

②道は基本的に悪路か崖か川なので、自分でどうやってルートを踏破するか考える必要がある(必要に応じて梯子やロープをかけたりして開拓する)

③BT(黒いオバケ)やミュール(こっちの荷物を奪ってくる悪い人間たち)といった敵が結構な頻度で出てくる 

このへんの要素を面倒・だるいと思うか、困難な道のほうがおもしろいじゃん!って思うかどうかでゲームの評価は分かれるかと思います。

実際にやってみた感想

①⇒(難易度EASYだからかもしれないけど)そんなに気にならない。むしろサムがしんどそうにしてると自分の分身みたいに思えてきて没入感が沸く。

②⇒事前に地図を見ても地図上では地形を詳細には把握できないので、実際現場にいってみて「ここ登れないのかよ!!」って絶望することがよくある。でも自分でロープをかけたりするのは「自分で道を切り開いてる」感があって想像以上に冒険心をくすぐられる。

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はじめて川に梯子をかけた思い出

③⇒道中の刺激的要素としては必要だと思う。ただ出てくる頻度が高い。最初は両方めちゃくちゃ怖かったけど段々慣れてきて、出てくると「またかよ…」となる。

 

なので自分としては総合的には「めんどいときもあるけど大体楽しい」になります。

ちなみに長時間かけて目的地にたどり着いたときに音楽が流れることがあるんですけど、そのタイミングと音楽が絶妙に最高なので、大半の苦労はその瞬間に思い出に変わります

エピソード2の終盤、やっと手に入れたバイクも悪路に負けて乗り捨てし、徒歩で必死に進む途中にBTにも襲われ、ボロボロのヘロヘロになったところでようやく視界が開けて目的地(ポートノットシティ)が見えて・・・ 

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そして流れるBGM!!!!

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ここの演出が神すぎて泣くかと思った

ただの「運び」を「ドラマ」にするのが本当にうまいんですよこのゲーム・・・

「いいね」でつながる温かさ

このゲームの大きな売りでもあるんですが、他のプレイヤーたちと相互に影響しあうことができます(「ソーシャル・ストランド・システム」)。ゲームを進めて、そのエリアにカイラル通信をつないだ後であれば、例えば他のプレイヤーが残した梯子やロープを自分でも利用したり、他のプレイヤーが置いていったいらない装備を利用したりできるようになります。

「うわ、これ助かる~」と思ったら「いいね」をすると喜んでもらえるかもしれません。当然、逆に自分のしたことが他のプレイヤーの役に立ち、「いいね」がもらえることもあります。

「いいね」を送ったりもらったりしたからといってテンションが爆上がり脳汁ドバドバになるわけではないですが、じんわりあったかい気持ちになります。言葉を通したチャットではなく、あくまで「痕跡があるだけ」「いいねを送るだけ」っていう距離感がちょうどいい。

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まさに自分が上りたかったちょうどいい位置に梯子があったりすると「天才!!!!!!」って言いたくなります。いいね連打。

梯子やロープは、作るのはそこまでコストがかからないんですが、重い。持っていく数を増やしたくないので人が置いていったものを使えると本当にありがたいです。

 

このシステム、ゲームをやる前は

「後から始めた人にとってはすでに他の人に土地開拓されまくりで全然おもしろくなくない?」

「『通信つながないと出てこないから大丈夫』らしいけど、それだと通信つないだらまた次のエリアに行くわけだからまた未開拓になって意味がないのでは? 2周目前提の要素なの?」

って混乱していまいちどんな感じかわかりませんでした。実際はどうかというと、

①通信をつながないとこのシステムが使えないのはその通りで、はじめて到達する目的地までは他のプレイヤーの力を借りられず、自力で進むことになります。

②通信をつないだ後であれば、仮にすぐ次の施設に移動するとしても、通信の有効範囲は結構大きいので、その範囲内であれば他のユーザーの痕跡は利用することができます。また、実際にはそんなにすぐ次のエリアに移動するということはなく、任務を達成するためにその場をウロウロしたり、前にいた施設に逆戻りしたりすることもあります。

なので1周目であってもストランドシステムの恩恵は必ず感じられる作りになっています。

 

全体的な感想

以上のとおり今のところはとても楽しく遊べています。しかも調べてみたら「エピソード3からおもしろくなるからそこまではやってほしい」とか出てきた。エピソード3まででおもしろかったよ。

ちなみによく言われる欠点である「ムービーが長すぎる」ですが、そこまで気になっていません。ただこれは冒頭にも書いたとおり、私がもともとSFや終末ものが好きなので世界観にばちこりハマっていて、長いムービーも受け入れられているからかもしれません。実際大半のムービーが意味不明で説明不足なのは否めないので、世界観にハマれない人はキツいかも。 

 

加えて、「完璧なゲーム」「万人に薦められるゲーム」とはいえないかなあやっぱり。上に書いたようにBTやミュールはもうちょっとゲームの歯ごたえとしてうまく機能してほしかったなと思うし、UIも全体的にややわかりづらい。運ぶ道中は基本的に楽しいとはいえ、ちょっとしたミスで荷物全部ぶちまけたときは絶望感がヤバいし・・・。

  • 人々が孤立しているアメリカをつなぐという世界観、使命
  • 自分で道を開拓し進む冒険のワクワク感
  • 「いいね」で他人とそっとつながる温かさ

以上のような「デスストならではの独自の要素」のどれかにグッと来る人にはおすすめできるかと思います。

「どれもピンとこないけど、話題作だから気になる」って人は危険かもしれません。

 

長々と書きましたが私もエピソード3の途中までしかやっていないので、これからもっと楽しくなるかもしれないし、逆に評価が変わることもあるかもしれません。

取り急ぎ、「お使いゲー苦手だけどいわゆるお使いゲーと全然違うし楽しいじゃんデススト!!」って気持ちを書きたくて書きました。 

エピソード3の途中までのさっくりプレイ日記

※ストーリーのネタバレは重いものは無いですが、軽くは触れており、また途中のボス戦についてはがっつり触れています。

 

◆タイトル画面の時点でワクワク感が凄い。

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◆サムは結構本気で嫌がってたのに、結局説得に根負けしてアメリカの希望をたった1人背負わされてかわいそう。「アメリを助けるついでだからな!」って吐き捨てるあたりぶっきらぼうだけど根は良い人。

※サムのアメリカ再建とはまた別の目標は、最終的に西海岸にいるアメリという女性(アメリカ大統領)を救い出すこと。

 

◆最初はミュールが怖くて必死に隠れてた。

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そして隠れてても絶対そのうち見つかるから「無理ゲーじゃん!!」って叫びながら逃げまどってた。

 

◆30分の時間制限がある「依頼13 キャピタルノットシティ[K2]へクリプトビオシスを配送せよ」は、どう考えても依頼9をクリアした時点で使えるようになってたバイクを使うべきだったのに存在を完全に忘れてた。徒歩で必死に移動してギリギリの27分で着いた。親切なゲームなら相棒キャラが「ちょっと!せっかくだからバイクを使っていきましょうよ!」とか言ってくれるんだろうけど、デスストはこっちの自主性を重んじてくるからいちいち警告してくれない。 

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あとこの依頼の途中で他のプレイヤーの手による用途が意味不明な橋を発見してウケた。

 

◆プライベートルームでプライバシーが保たれず、いきなり「君が排泄した便を採取するよ!」って言われるサム可哀相すぎる。  

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 ◆「依頼12 ミュールから重要機密文書を回収せよ」

ミュールに襲われたら荷物を奪われたり破損したりするかもしれないし怖すぎる…と思い対策をググったところ

「近いところにポスト(一時的な貯蔵庫)をつくってそこに大事な荷物は入れておけばいいよ」という天啓を得ました。天才。

 

◆「依頼15 血液グレネードの威力を試せ」

サムの血液から作った爆薬がBTに効くか試してこいとのこと。

このときはまだBTが死ぬほど怖かったのでめちゃくちゃやりたくなかった。(やらなくてもいい依頼ではあった)

でもこういう依頼があるってことは、「今後血液グレネードを用いたBTとの戦闘があるから練習したほうがいいですよ」って言ってるようなもんだもんなあ・・・

と思い 

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 結局挑むことに。 

この時点でも装備の使い方がいまいちわかっておらず、かつエイムがクソすぎるのでほぼパニックになりながらグレネードをぶちこみまくる 

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 なんとか倒せてよかった

 

◆で、やっとその後も苦難を乗り越えてポートノットシティ[K3]についたと思ったら 

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まさかのボス戦ですよ!!!!!!!!!!!!

ボス戦とかいう概念あったんだこのゲーム!!

正直このときめちゃくちゃテンション上がりました。外人4コマの4コマ目みたいになってた

だってここまで出てきたサム以外のキャラクターって基本全員ホログラムだし、一応味方ではあるけど淡々としたやり取りばっかりでアツい人間関係に飢えてたんだよ・・・・・・もはや敵意でも殺意でもいいから生身の人間の「感情」のぶつけ合いが見たかった 

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この敵さんは結構良いキャラしてて今後に期待しています。

あと「ほらやっぱり血液グレネードを用いた戦闘あったじゃん!!」と思った。予習がばっちりだったので難なく倒せた。

 

◆そして湖をわたってレイクノットシティ[K4]へ。ここからエピソード3 

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アメリとお揃いみたいになるサム

(※このアメリさんはホログラム的な何かです)

 

◆依頼19「エンジニアへ精密機械を配送せよ」の報酬で「パワースケルトン」(下半身の機能を強化するスーツみたいなもの)をゲット。持ち運べる量が一気に増えて、サムがグラつくことも減ったのでだいぶ楽になった。

こういう「段々運ぶのが快適になる」のも変化があっていいですね。

 

◆依頼23「システムサーバーを奪還せよ」

重要なデータが入ったシステムサーバーがミュールに奪われたから取り返してくれとのこと。本当にミュールやんちゃだな。

ただミュールは何度か戦闘をこなして、□ボタンで殴れば死ぬ存在だとわかったので堂々と乗り込む。 

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拠点に到達するとシステムサーバーだけでなく他にもたんまりと資源をため込んでいたので「ッシャ強奪したろ」と思うも、全部はさすがに重くて持っていけないので、3分の1ほど拝借。

帰りにあっさり見つかるも煙幕弾などを駆使して巻き、もうミュールなんて怖くないな!!と息巻いていたところ、 

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帰りの川で深みにはまって荷物ごっそり持ってかれた。因果応報。

 

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流れていく荷物をただ見送るサム

 

以上です。次は「ピザを届けてくれ」とかいうのんきな依頼が来ていたのでそれからやります。 

 

⇒プレイ日記②はこちら

alott.hatenablog.com

ドラクエ11sフォトモードについて解説【使い方/ポーズの種類/ズームはできるか?等】

ドラゴンクエスト11sではじめて追加された「フォトモード」では、冒険の思い出を写真として保存することができます。(PS4版、3DS版ではできません)

先日クリアしたんですが、これがどえらい楽しくて、魔王のことはいったんなかったことにして撮影にふけっていました。

この記事ではフォトモードの基本的な操作方法、ポーズ全種類の紹介、できないことの説明を行っていきます。

 

 

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基本的な操作方法

フォトモードの呼び出し方

①右上の「+」ボタンを押して「べんりメニュー」を呼び出す>フォトモードを選択

②十字キーの上ボタンを押す(こっちのが楽)

撮影画面でできること

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フォトモードを呼び出すと↑こんな画面に。この状態で以下の操作ができます。

・ X(ならび直し)>1回押すとキャラクターたちが1列に整列。その後はXボタンを押すたびにランダムな並び方になります。

・ Y(こっち向いて)>1回押すとキャラクターたちが顔だけをこっちに向け、2回押すと体ごとこっちを向きます。

・ +(撮影設定)>押すとこんな画面に。↓

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映るキャラクターの選択、および背景ぼかしのオン/オフの変更ができます。

 

ちなみに「ぼかし」のオン/オフの違いはこんな感じ。

【ぼかしオフ】

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【ぼかしオン】

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背景の白い建物などが微妙にぼかされていることがおわかりいただけるでしょうか。

 

・ 十字キー>ポーズの変更

十字キー上で「ホイミなポーズ」、左で「メラなポーズ」、右で「ヒャドなポーズ」、下で「パルプンテなポーズ」がとれます。とれるポーズは全部で11種類。(パルプンテは全員がランダムなポーズをとります)

※後の方にこのポーズの全部の種類を紹介しています。

視点移動について ※ズームはできない

①左スティックを動かすことでX軸・Y軸方向の移動ができます。

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②右スティックを動かすことでY軸を中心とした回転ができます。

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 視点については以上の操作しかできず、ズームはできません。残念です。

※後のほうに、主人公だけできるズームもどきのやり方について説明しています。

ポーズについて

全種類紹介していきます。

ホイミなポーズ

1 手をふる

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2 手を上げる 

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3 ぱちぱち 

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4 踊る

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メラなポーズ

1 ナイス 

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2 挑発 

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3 ぐっ 

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4 うおお 

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ヒャドなポーズ

1 泣く

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2 指さす

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3 あたりをうかがう

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パルプンテなポーズ

それぞれのキャラクターがランダムなポーズをとります。 

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はしゃぐ男性陣に真顔のマルティナ

ズームもどきのやり方

上述のようにシステム上ズームはできないのですが、主人公だけ無理くりそれっぽいことができなくもないです。

こんな風に主人公を壁のそばに立たせ・・・

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その壁を手前に持ってくるようにカメラを回転させると、壁がオブジェクトとして邪魔になるぶん、視点が前に押し出される形になり、ちょっとズームっぽくなります。

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良い笑顔のイレブン

 

これを応用して他のキャラでもズームもどきができないかな?と思ったのですが、試行錯誤した範囲では成功しませんでした。視点は主人公を中心に回転するという特性上、他のキャラだとうまくいかないようです。

撮った写真たち

最後に撮った写真を使ったポーズとともにいくつか紹介して終わります。(前の記事と被ってるのもあるけど)

綺麗な景色で4人でポーズ!ってのももちろんいいですが、背景のオブジェクトやモンスターに合わせてポーズをいじったりして物語性のある写真撮影に挑戦しても楽しいですよ。 

 

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お茶目なセーニャ(メラなポーズ2)

 

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熱い(ヒャドなポーズ3)

 

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対峙(メラなポーズ2)

モンスターが近寄ってきて戦闘に入るギリギリ直前でフォトモードを呼ぶとこんな感じでモンスターが大きく撮れます。

 

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風景だけ撮るのもあり

 

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逢い引き(メラなポーズ2)

 

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メダ女の昼下がり(ポーズなし)

右下の蝶をいい感じに入れるために15枚くらい撮り直した 

 

ズームができない・絞り(F値)の調節ができない・フィルターをかけられないなど、他のゲームの高性能なフォトモードに比べるとできないことも色々ありますが、そのぶん工夫次第でいろいろ楽しめます。

ちなみに公式でのスクリーンショットコンテストも開催中。(2020年1月まで)

www.dq11.jp

 

「仲間との冒険」であるドラクエにとって、旅の思い出を切り取るフォトモードとの相性は抜群です。

ロトゼタシアの危機はいったんほっといて、カメラマンに挑戦してみてはいかがでしょうか。