人生が足りない

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15年放置していた「おいでよどうぶつの森」を起動して廃村で思い出に浸った

「あつまれどうぶつの森ダイレクト 2020.2.20」が先日配信されました。

 


あつまれ どうぶつの森 Direct 2020.2.20 無人島生活をくわしくご紹介

 

DIYに着せ替え、さらには島の開拓と盛りだくさんの内容でしたね。他のゲームもあるので買うのちょっと悩んでたんですが、これを見て買う方向に振り切れました。

 

さてそのようにあつ森への期待が高まるなか、ふと思ったことがあります。

 

「15年前に私が作った村はいまどうなっているんだろうか?」

 

 

おいでよ どうぶつの森

 

その村とはすなわち2005年11月に発売されたニンテンドーDS用ソフト「おいでよどうぶつの森」で作った村のことです。私がどうぶつの森シリーズで唯一プレイしたことのあるソフトで、当時はおそらく小6くらい。

村にゴキブリが沸いたことでやめてしまいましたが、それ以前は楽しく遊んでいた記憶があります。

 

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DS本体を探して掘り出したところ、思いっきり破損しているうえに充電器が見つからないという悪コンディションでしたが、問題なく起動しました。さすが任天堂ハード。

起動時のテテンテテンテテンテテンって音がもう死ぬほど懐かしい

 

ゲームカードの読み込みも無事成功したので、

小6の自分が作った村はどんなものか、そしてどうぶつの森を15年放置するとどういう状態になるのかを見てきました。

 

 

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いざ我が村へ

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起動するとまず寝室に知らん人が2人寝ていて面食らいました。左上は自分の名前がついているのでメインキャラでしょうが、残りの「リオラ」「ドンキー」は全く身に覚えがありません。当時一緒にやる友達もいなかったので、多分自分でキャラを追加したのでしょう。

普通にメインキャラを使っていくことにします。

 

村の名前は「とろ村」でした。由来は不明です。

 

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家の中はこんな感じ。

中央にグランドピアノを配置し、右側に赤系統の小物、北側に「ロイヤルな〇〇」シリーズを中心に並べられています。全体的に大人っぽい部屋をめざしていた感じがする。右側に果物のテーブル置いてる時点で統一感がないけど

 

ちなみにゴキブリは観測できた範囲で8匹いました。地獄。

 

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入口近くにはまねき猫が。ますますバランスが崩壊している

 

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2階。きのこの家具で揃えていてこっちのほうが完成度が高い

 

部屋を出ると手紙がいっぱい来ていました。そのうちのひとつの

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村役場からの手紙で郵便貯金の利息がえげつないほどたまっていたことを知ります。ちなみに一度に所有できるお金の限界が99999ベルです。あとプラス5年くらいねかせていれば利息だけで限度額に達していたかもしれません。

 

次に「マイデザイン」(自分で作れる洋服などのデザイン)を見てみると、

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村の名前を冠した「とろの服」がありました。村のユニフォームみたいなものを作りたかったんでしょうか。

 

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おそろしく可読性が低いですが、せっかくなのでこれを着て散策していきます。

村人とのコミュニケーション

村をしばらく歩いてみてもなかなか村人が見つかりません。冬だと寒くてあまり外を出歩かない仕様なのでしょうか。それとも雑草だらけの環境に辟易して全員家に閉じこもっているのでしょうか。

ようやくマーサといううさぎっぽい女の子を見つけたので声をかけます。

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ひぐらしのなく頃にのキャラの口癖「にぱ~★」を教えるという過去の自分のキモオタっぷりを初手から見せつけられてしまった。キツい。そういえば当時ひぐらしめちゃくちゃ流行ってたっけな

 

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近くを通りかかったトミは、10年を超えるブランクをものともせずいきなりあだ名をつけようとしてきます。さすがどうぶつの森の住人たちは他人への垣根がない。

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別の住人の中では前科者になっていました。

 

正直住人たちのことはほとんど覚えていませんでしたが、唯一「トロワさん」という羊のキャラクターだけは当時大好きで、引っ越そうするのを死に物狂いで止めた記憶がしっかりあります。彼女には自分から会いに行ってみました。

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忘れられていました。

 

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関所で見つけた村の旗

村の評判

しばらく歩き回って思ったのがやっぱりとにかく汚いということ。雑草が凄い。

村人たちは元気そうでしたが、実際のところはこの村のことをどう思っているのか、役場に行って村人たちの投書について聞いてみました。

ぺりこ「ええと・・・とくめい希望さんからの投書ですね・・・」

この時点で不穏な予感がする。

 

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だいぶ辛辣でした。そりゃそうだ。目につく物の全てが気に入らない村での生活ってめちゃくちゃ嫌だな 

気持ちばかりの村おこし

おいでよどうぶつの森を15年放置した結果、環境は最悪になり、村の評判は地の底まで落ちていました。

かつての仲間がこんな憤りを抱えてこれからも生きていくのかと思うと少し心苦しい。  

 

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せめてもの慰めにと思い、役場の周りの雑草をすべて抜き、お花を植えてあげました。本当は村の雑草全部抜いてあげようかと思ったけどさすがにダルすぎた。

 

あと利息のおかげでお金持ちだったので、経済を回すためにたぬきちの店とエイブルシスターズ(洋服屋さん)で意味もなく買い占めをしておきました。

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せっかく家具を買ったので、家のインテリアもちょっと変えておきます。

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じゅうたんを家具にあわせロイヤルなじゅうたんに、壁紙も明るいものにしたうえで、楽器を左上に集めて音楽を楽しむ部屋というコンセプトにしました。センスはともかくちょっと雰囲気は明るくなった気がします。

 

そんなわけで村めぐり終了です。

死ぬまでにもう一度この村を訪れることがあるかどうかはわかりませんが(多分ない)、住人たちが今後もたくましく生きていってくれることを願っています。

おわり

小6のときに作った村をあらためて覗き見るのはタイムカプセルみたいで楽しかったです。

昔のゲームをとっておくとこういう風に後から見返すことができていいですね。丈夫なハードをつくってくれた任天堂さんのおかげです。

 

この後にあつ森ダイレクトをもう1回見たら画質とか何もかも違いすぎて時代を感じました。主人公がスマホを持つて。おい森当時はiPhoneさえ発売されてなかったのに。

あれから時間が経ったいま大人になった感性でどうぶつの森をやるとどうなるのか、来月のあつ森発売を楽しみにしています。

 

それでは。

 

 

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