人生が足りない

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ファイナルファンタジーⅦリメイク体験版の感想

ファイナルファンタジーⅦリメイクの体験版をプレイしました。

 

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発売当時園児だったこともあり原作は未プレイです。ずっとやってみたいな~と思ってはいたんですが、あまりにも有名なので話の要点をある程度知ってしまっているんですよね。エアリスがアレして指先がチリチリすることとか

なのであえて原作を今からやる気はなかなか湧かなかったんですが、そのぶん今回のリメイク版は新規が入りやすいきっかけとして前から気になっていました。

 

 

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FF7R体験版の概要

プレイ時間:1時間程度

製品版への引継ぎ:なし

話の流れ:壱番魔晄炉に潜入して爆破するまで

登場キャラクター:クラウド/バレット/ジェシー/ビッグス/ウェッジ+エアリスが一瞬だけ

 

製品版への引き継ぎができないのが痛いですが、プレイ時間は1時間程度なので製品版でもう1回やるとしてもそこまで苦にならないかと思います。後述しますが個人的には戦闘が難しいと感じたので、製品版でもう1回練習するぐらいでちょうどいいかも。

感想

全体的な雰囲気には文句なし

第一印象はやっぱり「グラフィックが綺麗」ということ。

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最初のべっぴんさんエアリス登場からの

 

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カメラが引いてミッドガルの全景がドーンと出てくるオープニング。この時点でめちゃくちゃ綺麗かつ迫力満点でうおおおおとなります。是非テレビとかモニターとか大画面で見てみてほしい。

FF7ってそもそもの世界観が現代的な機械文明とファンタジーが融合した独特の雰囲気で良いですよね。それがこのグラフィックで再現されると本当に惹きつけられます。

 

あとクラウドがかっこいいですね。見た目もイケメンだけど、中二病なんでこういうクールで周りと群れないのに強いみたいなキャラはいつまで経っても好きです。

そのくせ倒れた女子には即手を貸すナイスガイ。

 

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「興味ないね」しかイメージがなかったけど、プレイしてみてそりゃ人気出るよな~と思いました。スマブラに参戦するのもうなずける。

操作するキャラクターが魅力的かどうかは結構自分としては大きい要素なので、クラウドの造形がしっかりしてるのは良かったです。

 

音楽もすばらしく、全体的な雰囲気については基本的に文句なかったんですが、一番ネックだったのが戦闘です。

戦闘はアクションが苦手だと厳しいかも

難易度ノーマル/イージーの場合

ノーマル/イージーモードにおける戦闘の概要はこんな感じ。

  • 基本攻撃は□ボタン
  • 右下のATBゲージがたまったら〇ボタンでコマンドを発動でき、アビリティ・魔法・アイテムを使える(ATBゲージは二段階ためられる)
  • R1でガード、×ボタンで回避ができる
  • 通常のアサルトモードと、ブレイブモード(移動速度が遅くなる代わりに攻撃の威力が増すモード)の切り替えができる
  • 味方キャラクターとは十字キーで切り替えができる

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右下のATBゲージがたまると・・・

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アビリティなどが発動できる

・・・なんですが、アクションゲーに慣れていない身だと相当混乱しました。

正直R1でガードとか×で回避とか、よしここで味方に切り替えようとか考えている余裕がなく、ひたすら□ボタン連打で攻撃し、あっATBゲージがたまってるな!?と気付いたらなんか適当なアビリティを発動するみたいな体たらく。

 

ちなみに本体験版のボスであるガードスコーピオンはネットを見ても体験版にしてはかなり強いと評判です。そんなガードスコーピオンに難易度ノーマル(最高難度)で挑んだ結果

 

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これが

  

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こうなって

 

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こう。

 

高い金出して雇った傭兵が自分より先に死んだらそりゃバレットさんも怒るよ。(この後もちろん全滅しました)

 

なお難易度イージーに変えればだいぶ楽に倒せました。ただやること自体は変わらないので、やっぱり戦闘が楽しいっていうよりは混乱する気持ちのほうが強いかな・・・。

 

自分がアクション苦手ということを差し引いても、もうちょっと戦闘はやりやすいようになればうれしいな~と思いました。特に気になったのは以下の点。

  • ATBゲージがたまったことをもうちょいわかりやすくしてほしい(音とか視覚的効果で)
  • ターゲットロックすると視点が固定されるのがかなりやりづらい
  • 操作キャラを切り替えた後視点がよくわからない方を向いてしまう(一番近い敵に視点がいくとかしてほしい)
  • 回避(×ボタン)の有用性がわからない 敵の攻撃見てから入力しても間に合わないし普通に喰らう

 

もちろんアクションが得意な人がやればまた全然感想も違ってくるかと思いますが。私も練習して感覚がつかめればもうちょっと楽しめるようになるのかもしれません。

クラシックモードの場合

そんなアクションが苦手の人間のためにも用意されているのが「クラシックモード」で、公式サイトいわく「アクションが自動で行われ、ATBを消費するコマンドの選択だけでバトルが進められる」「原作FFⅦのコマンドバトルに近い感覚」とあるんですが、正直このモードもあんまりしっくりこなかったです。

「アクションが自動で行われる」とありますが、クラウドが敵に攻撃するまで妙に時間がかかるのが一番気になりました。棒立ちで敵の攻撃を受けるがままになる。

最初に敵に攻撃するのは自分でやらなきゃいけないのか?と思い□で切りかかってみても、その後また棒立ちに。

あと例えば敵が自分の足元に爆弾を投げてきたときとかは自分で移動して逃げないといけないので、完全にコマンド選択に集中できるわけではないです。

 

なので特にコマンドバトルに近いとは思わなかったですが、体験版2周してみてやっぱりこのモードが一番自分にとってはマシかなあと思いました。ガードを自動でしてくれるのがよい。

バレットがうるさい

魔晄炉を爆破するとき

「いよいよだぜぇ・・・・・・いよいよだぜぇーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

雑魚敵を倒したあとクラウドに「浮かれている暇はない」と言われて

「もちっと喜べよぉぉぉぉーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

クラウドに「怖いのか」みたいなことを言われて

「んなワケあるかァーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!! 長年の夢が叶う喜びだアァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

マジでこのぐらい毎回うるさいこのおじさん

 

たぶん進めていけば魅力的なキャラなんだろうけど、体験版の時点では絡みづらいおじさんっていう印象に終始してしまった

まとめ

体験版を2周しまして、現在のところは製品版を買うかどうかは迷い中です。

個人的にゲームで何より重視しているのがストーリーなんですが、FF7の場合は大筋で知ってしまっているので、そのぶん他の要素で強烈に惹かれる何かがあればいいなと思っていました。その点では良い意味でも悪い意味でも期待どおりで、「買う!」とピンとくるまでには行きませんでした。戦闘がもうちょっと自分にとって楽しかったらまた違ったと思うんですが。

・・・と書くとなんか否定的な印象になるけど、世界観もキャラクターも魅力的で1時間飽きずにプレイできたし、ストーリーで自分が知らない面白い部分も山ほどあるだろうし、本当に迷うな~~~~~。

せめて分作じゃなかったらもうちょっと前向きになれたんですが。最後のソフトがいつ出るのか、最後までPS4でできるのか、なんなら本当に最後まで発売されるのかも若干不安な状態で買うのはハードルが高いよやっぱり。FF15のDLC…

 

たぶん今の感じだと発売日には買わず、ちょっと様子見する感じになりそうです。